Trance Shift 7 - Notes

現Trance Shift 8.0の前バージョンのログ

Lvlt-0013 Reconstructor

 実に一ヶ月日記を放置してたわけですが、まあずっとこれ作ってたわけですよ。途中ぶどう食べに行ったりしましたけどね。

 Lvlt-0013 Reconstructor

 作品作りが忙しいのは解るけど日記掛けないほどじゃねえだろJKと自分にツッコミを入れたくなるのもありますが、まあ多忙だと筆無精になるのは勘弁してやって下さい。とにもかくにも無事作品は完成、マスターアップ出来たわけですしね。今頃スタンパー作ってウインウインやってると思いますよ。

 さて、今作Reconstructorは一応「ベスト盤」です。一応ってついてるのはベスト盤の域をちょっと超えてしまっているからなんですが、要はリアレンジベスト盤ということです。ベスト盤って普通過去の曲をそのまま入れるか最低限のリマスターだけするものだと思うんですが、今作はそれこそ「再構築(Reconstruct)」というプロセスを踏んでます。だからこの名前なんですよね。

 各アルバムから収録したい曲を選んでくるところまでは普通のベスト盤なんですけど、今作では、それをリマスター / リアレンジ / リミックスのどれにするか分類して作業に入ったという感じ。それぞれ

  • Lv1. リマスター (原曲をそのまま生かして、ミックスだけやり直す)
  • Lv2. リアレンジ (原曲のコンセプトに沿って音色の再選定や一部再打ち込み、調整を施す)
  • Lv3. リミックス (原曲のファイルを元に、コンセプトを変更して再構築)

 という。

 Lv1はほぼ原曲通りです。DesertとかInnocent Waterが該当するんですが、当時の雰囲気をなるべく重視して聞きやすいようにリマスタしました。特にDesertの原盤Lestiaは完全なドンシャリマスターなので他の曲に混ぜるのにえっらい苦労しました。録音時のノイズなんかもそのまま生きているので取り除くところからみたいな感じでした。割とCD全般に関していえば5年ぐらい前まで愛用してたTRITONのピアノが要所要所に入ってるところが特徴的というか。今では音源さえ無いですが(一応TRは持ってますが)、当時を語るならあの音源無くしては語れませんからね。

 Lv2はちょっとアレンジしてみたもの。数年前のTranquilizeなんかのコンセプトはこの辺なんですが、「コンセプトは変えないけど、ここをこうしてみたら面白いかも」という試みを行ってみてます。Legendary WingsとかBlue Streak、Brilliant Hightwayなんかが該当するんですけど、「もうヒトヒネリ加える」という側面からアレンジしてみてますよ。

 Lv3に至っては結構別アレンジみたいな位置づけ。BesessenheitとかMasterspark Low Voltageなんかが該当しますが、同じ元ネタを使って進化させてみたらどうなるという実験的な試みが強いです。Besessenheitに関してはサイトの公開版に更にアレンジを加えてたりとか、音色が結構変わってたりするところ多数です。私的に言うと、Masterspark Low Voltageなんかの試みが結構好き。SubZeroの原盤はギターが歪みまくってるんですが、Lowの方はギターを使っていません。割とリキッドな感じにしてみたので聞きやすさ思考というわけですね。


 と、方向性に関してはこんな感じ。他にも色々あるんですが、長くなりそうなので箇条書きで。

  • モニタースピーカーを本格的に導入してMixした (ADAM A3X)
  • VIRUS TIの比率を増やしてみた (シンセだらけ!)
  • REASON 6を早速導入 (一部でALLIGATORによるアルペジオとかなってますヨ)
  • PCも途中で新しくなった (Core 2 Duo → i7)
  • エフェクタープラグインを色々導入してみた (C4、InvisibleLimiter等)
  • ジャケットデザインをちょっと頑張ってみた (素人なりに文字詰めとか頑張ってみた)
  • おんせん結構我慢した (制作開始の8/15から3回ぐらいしか行ってません!)
  • さわやかも控えた (行ってません!)
  • とにかく頑張った!

 こんな感じでしょうか。

 今回の試みは結構やってて楽しかったので、またそのうち「Reconstructor ][」とかいう形でベスト・アレンジ盤みたいなのが出せればなーとは思ってたりします。もしくは全部Lv3なりの大改造を施す前提で「Destructor」とかも面白いかも知れませんね。何にしてもまだ先の話ですけど、私は1度作ったものをもう一度弄りたがる傾向が非常に強いので、こういう方向性のCDも積極的に作っていこうとは思いましたね。

 そんなわけで、「Reconstructor」を宜しくお願いしますね!ヾ(・ω・)ノ