遂に念願のMac mini serverを手放した件
先日買ったMac miniを主力PCとして三週間ほど運用してみた結果いろいろなことがあって結局こうなりました。
- 2曲ほどやってみたけど、MacでのDTMがどうにも微妙なのでやっぱりWinでやることに決定
- Mac mini server手放して売ってメインPCに再びWinを持ってきました!
- でもスペック不足感なのでmini売ったお金でCPUリプレースしました!
メインPCをLionにすると操作が気持ちいい
メリット。やはり全体的な操作性はMacのが上です。OSの使い勝手というか、インターフェースがよくできてる。というかこれだけでMacにしたかったというのは正直あります。若干マウスポインタが微妙な点以外は、メリットは結構大きいです。ただ、OSがUNIX系なことによる、作業的なメリットは思ったより無い感じ。ウェブサイトのリニューアルしたりとかああいった仕事ですね。というのも、brewなり入れてローカルでWebの開発なり行うには既にMBAという環境があるのでわざわざメインマシンに用意する必要性を感じられない、というところ。開発環境の分散は結局デメリットになりますしね。私の場合、ほとんどモノ書きは外でMBA使ってやるのが主流なんでたぶん余計ですねえ。
あとは静音性。Mac miniはちっこいのでファンの音が気にならないというのが結構大きいです。音楽鑑賞なんかにはモッテコイ。ただ、CPU負荷をかけだすと結局ファンが小さいからうるさくなって気になるという点はちょっといただけませんでした。
WinのCubaseを使ってきた人間がMacのCubaseに乗り換えるのはキツイ
デメリット。CUBASEの操作性が悪い。とにかくWindows版と比べてやたらと悪い。マウスポインターがちょいと操作しにくいというのもありますが、全体的にモッサリしちゃってる感じなんですよね。例えばF3押したらすぐミキサー出てきて欲しいんですが、ワンテンポ遅れてしまう感じ。せっかくのCore i7なのにこれでは...という感じでした。ちなみにi7自体の計算能力は素晴らしく、以前Core 2 Duo E8400でギリギリだったプロジェクトも結構余裕が出てきている感じ。重いと評判のMASSIVEもUltraでばんばん使えるし、TrackS3のFairchildかませてもCPUに大幅に余力があるなどそういうのは満足だったんですけどね。
それとVIRUS TIとの通信がイマイチ不安定。Mac mini serverにはUSBポートが4つついてるんですが内部でハブをかませてあるらしく、TIのセットアップ時に「USB Hub挟むんじゃねえバーヤ」って言われてしまうんですね。無視して進めるは進めるんですがしょっちゅうSync Errorになってしまうので結局オーディオIFをFireWire 410にしてシーケンスするということに...
中途半端なi7より完璧なi7
DTM以外は特に不満無いんですが、どうしてもこれだけがいただけないという感じ。前回Mac移行失敗時の敗因がCPUスペックだったことだけに今回は大丈夫かなー、と踏んでいたんですが結局撃沈。そして、そもそもMacに移行してもゲームやるのどうせWindowsなんだから大人しく自作PCのスペックアップ図った方がいいんじゃねえか説に戻ってきてMac miniを売り払い、自作PCをi7(2600K)化するという手段に落ち着くことになったわけです。*1
というわけで。
特段別にすごく困っているわけではないので、もうMacに移行するのは辞めてハイブリッドで使おうかなと思います。今の私には自作PCとMBAの組み合わせが一番私にはあってる、という感じでした。まあ、MBAにケーブルつなげば別にMacとして使えなくもないですしねえ。Mac買って売ってi7買うって感じですが、Macも出たばっかりで割と高額での買い取りだった上、メモリが超絶安くてリプレースするには良い機会だったと思えば遠回りしたけどこの結論は結構ベターなんじゃないかなとか。
*1:i7化の話は別エントリで